フードバンクシンポジウム
第二部パネルディスカッション
コーディネーター:永山由高氏(鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab 理事長)
第一部の基調講演の井出氏をはじめとし、5名のパネラーとのパネルディスカッション。
セッションを4つに分けて討議を行いました。
- 井出 留美氏((株)office3・11 代表取締役)
- 石丸 早苗氏(カルビー㈱ 鹿児島工場 工場長)
- 重久 政隆氏(福山酢醸造株式会社 代表取締役社長)
- 高橋 陽佑氏(NPO法人ふうどばんく東北AGAIN 事務局長)
- 原田 一世 (NPO法人 フードバンクかごしま 代表理事)
Session1.「食品企業のフードロスに対する考えを学ぶ」
企業サイドから出た意見。
- 処分される食品が活かされることが従業員のやりがいにも繋がる
- フードバンクかごしまとやり取りするようになってから、廃棄量を見るようになった
- 今まで寄贈する概念がなかった
- お客様の要望に応えたい想いと、それに応えると多様なアイテムが増えてロスの発生に繋がってしまう
などの意見をいただき、石丸氏には工場内でどのようにロスが発生するかを分かりやすくレクチャーしていただきました。
Session2. 「フードバンクとして、食品ロスを活かす立場で見えてきたこと」
- フードバンク全体の枠組みを考えた時にどのような持続可能性な仕組みにするか?
- 地域に寄ってのニーズは違う(EX:被災地と鹿児島)
- 持続可能性と独自性をどのように担保していくかが課題
- どのフードバンクも課題になるのは、倉庫設備・コスト・人の問題
Session3.「会場全体で考える 食品ロスとフードバンクの未来」(15分)
講師のみなさんからでた意見ももとに、フードバンクかごしまが根付いていくための
①独自性
②持続可能性
2点に絞ってみなさんで意見交換をしていただきました。
- 地域コミュニティをもっと活用する
- 一緒に食べる場を設けて広げていく
- 県内の5~6に拠点を作る
- 協力企業への営業活動や空き家の活用
- 遊んでいる田んぼなどを活用する
などなど多くの意見をいただきました。
Session4. まとめ
講師のみなさんへご登壇頂き、感想をいただきました。
講師の井出さんの本も販売しました。「一生太らない生き方」好評発売中です!
たくさんの方の協力のおかげでシンポジウムも無事に終えることができました!たくさんの方々にお越しいただき、本当にありがたい思いです。
参加して下さったみなさま・講師のみなさま・スタッフのみなさま・協力していただいたみなさま、関わりあえたみなさまへ感謝!このシンポジウムでフードバンクかごしまだけでなく、会場に来たみなさんが何かしらの形で繋がって行ければいいなぁと思っているところです。
とはいえ、事務局スタッフひとまずほっとしているところです☆