令和5年度から相談会併設型フードパントリーモデル構築事業をスタートさせました。

■目的

フードバンクかごしまでは、これまで各種福祉団体等を介して地域福祉の向上に寄与してきましたが、社会情勢の変化等を考慮し、より受益者の自立につながる活動へと広げるべく、フードパントリーモデル構築事業を行うこととしました。まずは鹿児島市内のひとり親世帯を中心として相対的貧困を原因とした問題を抱える子育て世帯を対象として考えています。

■具体的な事業内容

食品の配布を目的とする活動ではなく、受益者の「居場所」づくりとして各種専門家の協力の下、相談会を同時開催するパントリーモデルのトライアルを行います。背景としては、本事業の対象となる世帯は、ひとつの問題から複数の問題を抱えることが多く、外部との接点を持つことが困難な状態となり、更に問題が複雑化し、解決の糸口が見えなくなることが多いといわれます。特に子育てに関する困窮はその傾向が強く、早いタイミングにセーフティネットで支えることで、そのような状況になる前に受益者の安心や安全につなげ、問題の複雑化を防ぐことが重要だと考えているためです。

 

■食品扱いについて

フードバンクかごしまでは、これまでの活動では個人支援としての食品提供をおこなってきませんでしたが、各種団体との協力の下、本事業をスタートすることといたしました。これまでと同じように食品の安全衛生管理を徹底し、安心できる食品を提供できるようにするとともに、個人情報には配慮しながら食品配布先のデータ等を管理し続けることで、食品提供企業や団体様との信頼も維持しつづける活動として成長させていきます。本事業ではパントリー実施の際の食品取扱マニュアル等の整備も行います。