■「災害備蓄食品を活用した地域防災訓練」事業

■2022年11月28日「姶良市加治木福祉センター」

姶良市社会福祉協議会様主催の災害ボランティア講座内にて
「防災備蓄食品を活用した地域防災訓練」を実施しました。
参加者は姶良市内の社会福祉団体の方を中心とした約40名。

・当日の実施内容
①講演「災害時に注意してほしいこと」 当会災害担当重久清隆
②防災備蓄食品を活用した体験活動

■講演

フードバンクかごしま 災害担当 重久 清隆

講演では、当会の重久による災害現場での経験を基に
日常からの備えの重要性をお伝えいたしました。
実際の災害現場の写真をご覧いただきながらの話であったため、
ご参加いただいた皆様が災害現場の状況を理解して
もらえたようでした。

話に聞き入る防災訓練参加者

■防災備蓄品体験会

提供食品をご自身で取りに行くところから体験をはじめました。
参加者の中に聴覚障害者支援団体の方もおられる中、
障害をお持ちの方に手話を使用して説明する場面も見られ、
なかなかスムーズに進まないこともありました。

防災食品にお湯を注ぐ参加者

このような防災備蓄食品体験会を通じて、
災害時にいきなり防災食品を食べるのではなく、
防災訓練と同時にこのような体験会を訓練の一環として
行うことで、防災備蓄品を平時から知っておくことの
重要性を認識することができます。

防災食品を食べる参加者とフードバンクかごしま原田一世代表

また、訓練のために新しいものを購入するのではなく、
賞味期限の近い防災備蓄品の活用方法として
地域防災力の向上にもつながると感じています。

「参加者の声」

「防災備蓄食品は初めて食べましたが、意外と美味しかった」
「備えが大事だと思った」
「もっと色んな世代が参加し交流できたらいいなと思った」
「テレビなどではわからない事が多かった」
「講演が非常に為になった」
「災害ボランティアの方々が本当に無償で動いているのがある意味ショックだった」