学生と熊本の現地支援をしている災害NGO結さんとのつながりもあって、事務局スタッフ2人・学生3人と直接届けに行ってきました!
まずは西原村の拠点へ
拠点着後、スタッフチームは災害支援ボランティアさんたちの12人分の食事作り。
支援に入る人たちの支援も必要だなぁと思いながら、ある素材だけで工夫しながらスタッフ2人の巧みな連携プレー!
スタッフが調理中の間は学生たちは荷物運び!
まだお水の出ない地域もあるそうです。
大量の水を運ぶ作業。
西原村で大工作業補助で菊池市災害支援ネットワークから来たボランティアさんや現地の方々と一緒に
「いただきます」
大津の仮設団地、下田のおじちゃん。(のぼりは下田さんモデルのくまモン)
大津の仮設団地には大津の方と南阿蘇の立野地区といういまだに水も出ない、ゴーストタウンと化した地域の方々が住んでいます。
下田さんは被災者の皆さんに毎日この仮設住宅でコーヒーを出しているとのことです。
「支援される」側から「支援する」側になったことが、きっと生きがいややりがいにつながっているんだろうなぁと思います。
続いて益城町の1番大きなテクノ仮設団地へ。
仮設住宅の一室。
皆さんが自分たちの得意なことを生かして、作品を作っています。たまに売りに出しているようです。
これもまた被災した皆さんの生きがい作り。
それをサポートしているのはやっぱり現地の支援団体さん(すごいなー)
茶葉とメッセージを直接お渡しすることができました。会話の中にも入れていただきました。
(本当、皆さん元気!!)
熊本の支援はまだまだ必要です。
テレビをつければお正月番組、誰かが捕まった、など毎日の出来事が流れてきていますが、熊本の被災されたみなさんの中にはそれによって「置いていかれている」「忘れられている」という感覚に襲われるそうです。
まずは「忘れないこと」
そして自分たちが「何ができるか?」
現地に行けなくても・行かなくてもできる支援を考えていきたいと思います。
一人一人が今、できることを考えて息の細く長い支援をしていきましょう。
◎学生・スタッフの声
◎復興には息の長い支援が必要で、被災者の視点からニーズを考えるべきだと思いました。
◎これからも鹿児島から出きることを考えたり、この現状や震災を忘れずに鹿児島で震災が起きた時に生かせるように、もっと考えてみようと思う。
◎現地に行き被害や復興の様子を見て、まだまだ熊本地震は過去の話ではないなと改めて実感しました。
また、過去のことにしてしまわないためにも、自分たち一人ひとりが震災を心に留めて、支援を継続していくことが必要だと感じました。
◎隣の県とは思えない現状に、驚かされました。
行政レベルで救済できない部分を見て、いかに支援が大切かということを実感し、ボランティアに興味がある人はたくさんいる中、息の長い支援を続けてもらうにはどうすべきかが今後の課題であるとおもいました。
災害NGO結
http://ngoyui.com/
菊池市災害支援ネットワーク
http://kikuchi-net.jimdo.com/