①NGO結さんへ物資の提供
NGO結さんの益城町の拠点にお伺いしました。拠点には、広島から、長野から各地から来ているボランティアさんが数名いらっしゃいました。
みなさん、一週間以上、長い方は何ヶ月もその拠点で寝泊まりして、現地の支援に入っていそうです。
結さんは益城町・西原村・阿蘇など様々な地域を支援しています。
この日は西原村を案内していただきました。
西原村も被害が大きい地域です。
赤札が貼られて、崩れているお家の中に取り残された猫がゲージの中にいました。
そこに住んでいた方は、お家には住めないし、仮設住宅にはペットは連れていけないので、泣く泣く猫を置いて家を出たのですが、ペットも家族です、毎日のように様子を見にきて、餌などを与えているようです。
結さんはその方がペットと暮らせるように、仮設の小屋をボランティアさんとお家の真横に作っていました。
また、畑を生き甲斐にしていたおばあちゃんがお家に住めなくなってしまい、仮設住宅や避難所に行くことになってしまったのですが、毎日、畑の手入れをしに来ているそうです。
その団体さんは地域のみなさんが元のコミュニティや地域に戻れるように、そこでまた自立した生活ができるような支援をしていました。
http://ngoyui.com/
「災害は起こってからでは遅いけど、防災は起こる前にできること」とおっしゃいました。
②イキマス熊本さんへ物資提供
現地の方々が立ち上げた団体です。
どんどん物資や支援は収縮しては行くけど、ハード面もソフト面の支援はまだまだ必要、とのことです。
物資も誰でもではなく、支援に依存しないように、また栄養が偏らないように、地域の経済も回るように、物資の提供をしています。
仮設住宅に入ったはいいけど、元のコミュニティには戻れないストレス、これからの生活のストレス、瓦礫の撤去、様々な面で支援が必要なことが本当によくわかりました。
イキマス熊本さんオフィシャルHP
http://ikimasu-kumamoto.org/
10月28日の時点の様子です。
「瓦礫の撤去や片付けを進めることは被災者の皆さんの心の整理にもなる、そこからがスタートなのかもしれない」と結さんもイキマスさんもおっしゃっていました。
③大津町へボランティア?
関西から来たバルーン屋さんが大津町で被災した子供達へ向けて、バルーンプールを作成するというので、少しだけお手伝いをさせていただきました。
膨らましたバルーンの数1000個!
しかし、後2000足りず…タイムリミットで鹿児島へ帰宅しました。
熊本の被災地はまだまだ細く息の長い支援が必要です。
ただむやみやたらに支援をするわけではなく、地域のニーズを見極めたり、地域の支援団体さんなどにニーズを確かめながら支援に入ることが大事です。