フードバンク研修会in福岡

1月28日フードバンク研修会in福岡に参加してきました。

今までセカンドハーベストジャパンさんやフードバンク九州さんと話する機会はありましたが、九州内で活動する他のフードバンク団体と会うのは初めてですごく有意義な時間を過ごすことができました。

またフードバンク活動に参加している食品メーカーとして、株式会社キューピーさんや植田製油株式会社さんの話も聞けて、食品メーカーとしての社会貢献活動の取組み方を知ることができました。

 

 

その中で一番印象に残ったのは、参加者からの質問で「食品提供をした企業に対して何か還元していることはあるのか?」というのがあり、質問に対してのセカンドハーベストジャパンの答えでした。

「提供する側が上で、提供される側が下と思う方もいるがそれは違って対等だと考えている。廃棄するのに困っている側と食べる物に困っている人たち。お互いがWIN、WINである。フードバンクはその架け橋になる活動です。」

その通りだと思いました。コストや手間をかけて捨てる食品を寄付という形で提供すれば、フードバンク団体に送る送料だけで済みます。食品メーカーで働いている人達も自分たちが作った品質には問題ない食べ物を捨てながら「もったいない」と感じています。一方で日々食べるのに困っている人たちもたくさんいます。フードバンクが架け橋となってお互いを繋げることができれば、お互いの問題が解決できます。

他にも印象に残った場面がたくさんありました。この研修会の報告の続きは、2月3、4日のフードバンクかごしまのイベントの時にみなさんに話そうと思います。

 

フードバンクかごしまでは、現在のところ施設や関係機関を通しての食品提供しかできず個人への対応がまだまだ準備段階ですが、これからもコツコツと長く活動していきますのでよろしくお願いします。