新年明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

フードバンクかごしまを今年もどうぞよろしくお願い致します。

1月5日の南日本新聞に被災地支援フードバンク活動が紹介されました。

記事にもあるように、家庭内にある備蓄食料を集めて被災地へ送る活動ですが、
食べ物一つ一つにみなさんの被災地に対する想いが詰まっていて
フードバンクという活動がただ単に食料を届けるだけでなく、想いを届ける活動だと実感しました。

昨年中に計5回被災地支援活動ができたのですが、みなさまのご協力のおかげだと思っています。
私1人では、こんなにもたくさんの食料を送ることも出来なかったですし、家庭内の備蓄食品だけに留まらず、みなさんそれぞれが被災地の事を想いわざわざ買ってきてまで持ち寄ってくれました。

送料がカンパ金も会場内で募集していたのですが、うまく集められずに苦戦しましたがなんとか活動を続けてこれました。

また、昨年10月からは、被災地支援だけでなく鹿児島県内でのフードバンク活動もする事が出来ました。
まだまだ県内の企業からは食料の提供はありませんが、福岡で活動をしているフードバンク九州さんや日本で最初にフードバンク活動を始めたNPO法人セカンドハーベストジャパンさんの協力で、お菓子やカップ麺、ドリップコーヒーを鹿児島県内の児童養護福祉施設(全16ヶ所)や障害者就労支援施設等へ届けることができました。

今年は、もっと鹿児島でフードバンクを根付かせていき活動していきたいと思っています。
被災地支援を続けることも大事だと考えていますが、昨年の大震災を教訓に鹿児島でも新たな防災対策をしていくことも大事だと考えています。
3月11日大震災当日、東京を拠点としているセカンドハーベストジャパンは帰宅難民者に対して炊き出し活動をしました。
3月12日大震災翌日にはトラックで備蓄していた食料を被災地へ届ける活動をしました。
フードバンクかごしまには、備蓄食料が足りていませんが、いざ鹿児島で災害が起きた時にすぐに食料支援ができるような体制作りをしていきたいと思います。
フードバンク活動で期待される効果
・廃棄食品を減らす事での食料自給率向上
・廃棄食品を減らす事によるCO2減少での環境の向上
・食品を福祉施設や貧困者に提供することでの豊かな福祉社会の形成
・災害時にすぐに食料支援できる災害に強いまちづくり

食べられるのにもかかわらず捨てられる食料は日本で年間約900万トン
これらを有効に活用することで、フードバンクにできることはたくさんあります。
今年もコツコツとですがフードバンク活動頑張っていきますので
どうかみなさまのご理解、ご支援よろしくお願いします。
今月の活動予定
1月28日 第1回フードバンクシンポジウムin九州(福岡) パネラーとして参加します。
1月28日 ソーシャルビジネスマッチング交流会(鹿児島市) 活動を発表します。